『ルート66の旅』 10 / 15

- - - - - - -   アマリロ    - - - - - - -

ご存知 ”キャデラックランチ”。 アメリカ黄金時代の象徴と言えば「キャデラック」! わざわざカリフォルニアからアーティストを呼んで、制作したとか、、。 


60年代のキャデラック10台が畑のど真ん中に! ピラミッドと同じ角度でたてられているそうです。 ここを訪れる人々が缶スプレーでメッセージを残し、そしてまた、次の訪問者がメッセージを上書きしていく、、、そんな興味深いオブジェ。 このカラフルなオブジェですが、制作に関わったアーティストが亡くなった時、このキャデラックは全て真っ黒にペイントされたそうです。 

私たちも、メッセージをペイントしたかったのですが、数日前に雨が降ったらしく、キャデラックの周りは泥沼状態、、。 写真撮影だけして退散。  あまりの寒さに、近くのガソリンスタンドに避難。 温かいコーヒーを飲んで暖をとりました。 30分ほどの休憩後、再出発! 



- - - - - - -   エイドリアン    - - - - - - -


次は、シカゴ ー ロサンゼルス 66号線の丁度中間地点「エイドリアン」Mid Point です。 その昔「フラン」おばさんがオーナーだった「ミッドポイントカフェ」は、パイが名物で、沢山の旅行客が訪問していましたが、確か6~7年前に売られて、新しいオーナーが(デニス)に変わってから、悪評高いお店に早変わり、、、。


お客さんも寄り付かなくなり、、、数年でまた売りに出てしまいました。(*現在は新しいオーナーに変わっています)  「ミッドポイントカフェ」は、特にこれといって何もない(ガソリンスタンドもない)田舎の小さな街です。


 66号線を旅する人以外、多くの車は40号線を走って通り過ぎてしまいます。 その。お隣にはギフトショップの “サンフラワーステーション” があります。 ここのオーナーは ”フラン”おばさん。((デニス)の前にミッドポイントカフェのオーナー。)


フランは66号線の旅人をいつも温かく迎えてくれます。 
ここへ寄った際は “フラン” おばさんのお店「サンフラワーステーション」のドアをノックしてくださいね。  メンバーはルート66サイン入りパンツをゲット!



- - - - - - -   グレンリオ   - - - - - - -

ミッドポイントからは、すぐそのさきにニューメキシコの州境。 その、州境を越えたエキジットに ”ラッセルズトラック&トラベルセンター” があります。 ここは、ガソリンスタンドとレストラン、そしてクラシックカーの博物館が1つになっています。 車好きには必見です。
 











と”ラッセルズトラック&トラベルセンター” まで後18マイルというところでサポートカーのタイヤがパンク!!😭。

















モニターに表示される空気圧は普通40ポンド。警告ランプが点灯して左後ろの空気圧が31ポンドに低下、、、。その先も結構な勢いでどんどん空気が抜けて行きます、ガススタンドまでもう少し、遠くに見えてきた頃にはタイヤの空気圧が20、、、19、、、18ポンドと結構な勢いで空気が抜けていきます、、、😩もうやばい、、、というところで、なんとかこのガソリンスタンドへ到着。 
パンク修理のキットが使い切っていたので、スペアタイヤに交換、、。今日はランチ抜きです、、😭。 


- - - - - - -   ツクムカリ    - - - - - - -


この辺りから、風景は西部へと変わってきます。 赤い土や背の低い木々と赤い岩肌の尾根が続きます。 小さな町 “SanJon” でまたハイウェイを降りて、66線へ進みます。40号線を右手にして旧道をのんびり走行します。 ツクムカリ到着。 


ここには有名なモーテル ”Blue Swallow Motel” ブルースワローモーテルがあります。1939年創業、当時としては珍しい全室クーラー付き&格安で優れた建築物を紹介するスミソニアンマガジンでも紹介された歴史あるモーテルです。66号線の本では必ずと言っていいほど、掲載される有名どころでもあります。 その壁には 日本の扇子を表したデコレートがされています。ここを作った大工さんが日本びいきで扇子のデザインを壁に施したそうです。

このツクムカリには、そのほか歴史的建造物 ”ツクムカリ駅” かあります。 確か、、この駅はクリントイーストウッド主演映画「ローハイド」の舞台になったそうな、、、。 

興味のある方は是非行かれてください。 

そのほか、コンベンションセンター前には市の依頼からアーティスト:トーマスコーフィンさんが作った作品があります(1997年66のオブジェ)。 


名車59年キャディラックのテールを連想させられます。 インスタ映えする写真が撮れますよ。 それと、コンベンションセンターの裏側に 66博物館があるのですが、いつも時間の都合で寄れないので、次回チャンスがあれば訪問したいと思います。

ツクムカリからは数マイル66号線が寸断されているので一旦ハイウェイに乗ります。そして途中から降りてまた66号線へ。


- - - - - - -   サンタローズ    - - - - - - -

サンタローザ到着。 このサンタローザには、興味深いポイントがあります。 この西部のデザートは、なんとスクーバダイビングのメッカなのです。 


その名の通り美しく青い(エネラルドグリーン)さんさんと湧き出る大きな自然のプールが!!  赤土の原野と対照的なそのエメラルドグリーンの青さは驚くばかりです。深さ24メートル、水温17.8 度、1分間に11,356リットルもの水が湧き出ています。 夏になると地元の子供から大人まで自然のプールと楽しんでいます。 合わせてダイバーの練習場としても利用されています。

ここから、84号線(~1937’の旧66号線)はサンタフェ方面。
40号線(66号線)はアルバカーキへと続いています。 今回はサンタフェへは寄らずに、40号線を進路を西へとります。次回はサンタフェへ寄りたいと思います。

 アルバカーキは、スパニッシュやネイティブの方が多く住む街です。 丁度この日は、年に一度のバルーン(熱気球)フェスティバルが開催されていたため、どこの宿泊も満員です。

天気が良ければ、また、明日の早朝から沢山のバルーンが空を飛んでいるに違いない! そんな期待を胸に眠りにつきました。 


- - - - 『ルート66の旅』 11 /  15へ続く


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